Wednesday, November 14, 2012

視点・論点: "一票の格差"と民主主義の質 (法政大学教授 白鳥 浩)

民主・自民・公明の6月に取りまとめられた3党合意により、社会保障と税の一体改革法が成立するのに加えて、衆議院の解散総選挙が「近いうち」に行われるということが野田首相から当時の自民党谷垣総裁に伝えられたのは8月8日でした。すでにその合意から3か月が経過しようとしています。来る選挙を念頭として、既成政党のみではなく、次の国政選挙で国政に打って出る新政党も準備を始めているところです。10月20日に日本維新の会は九州から遊説を開始し、また、10月25日には都知事であった石原慎太郎氏も新党を立ち上げ、国政に打って出ることを表明しました。このように、来るべき総選挙を巡って各党は準備を急いでいます。また来年7月には参議院議員選挙も予定されています。
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